カラオケにいこう!1巻

 

カラオケに行こう

マンガは作者の描きたいことを描きたいだけ描いてあるエンタメだなぁとおもい、改めてすきになりました

やくざと、カラオケにいくだけ、あらすじにしてしまえば、そのひとことです。
 ただ、そのやくざや。カラオケの描きかた、あいまに挟まれるギャグなど、作者の描きたいことが詰め込まれた作品だとおもいました。
こんな人におすすめ

★ストーリーを求めない人
★男のキャラをみたい人

徹頭徹尾作者の描きたいことなので、重厚なストーリーや、凝った世界観等は押さえめです。普段の日常と変わらないと言っても過言ではありません。
ただ、だからこそ、作者の描きたいこと、伝えたいことが光るマンがだなぁとおもいます
途中声変わりに悩むシーンや、やくざの縄張りにはいっていって会いに行こうとするシーンなど、少年の心のうちを丁寧に描いていて、とてもいいなぁと思いました。
なので、普段ストーリーが強めの作品を読んでいて、そうではないマンガを読みたい人などらストーリーではなく、主人公の心情描写などを読みたい人におすすめなまんがだなぁと思いました
やくざがでてくる まんがなので、スーツを着た姿がおなかいっぱいにみれます。かわいい女の子がでてくるということは一切ないですが、逆にごついスーツ姿は大量にでてきます。そういった話が好きな人は是非読むべきだと思いました。
久々にマンがってやっぱいいなぁという感覚を覚え、感慨深いきもちになりながらこの辺りで筆をおかせていただきます

チ第4巻

前巻の記事は↓

 

bmountain1030.hatenablog.com

 

 

地動説の証明と、どう理解されるかを今後やっていくのかと予想していましたが、外れました。

 

チ。―地球の運動について―(4) (ビッグコミックス)

あらすじ:過去の観測データ1000年分を得たことで、地動説はもう目の前であった。しかし異端審問官の影が地動説の前に再び立ちふさがる。

 

好きなポイント

★知識の精度

読んでいる私は、当然現代に生きていて、つい現代の価値観や知識を漫画の中のキャラクターも持っていると思いがちになります。しかし、どうして虹が現れるかと質問された際に、「神が雨に耐えた人類を祝福する」と答えていて、説明できない現象には神がでてくる時代なんだなぁと思いましたと読み進めるたびに思い。時代が現代ではなく、中世なんだなとたびたび思い出されてくれます。

 

★異端審問官

元傭兵の異端審問官のノヴァク。偉い人が好むものと報告書のツボを話しています。

現代の社会人での出世の仕方と似通っているものがあるなぁと思いました。

神や本当に正しいことではなく、上から支持されたことを達成する最も効率いい方法を常に探す異端審問官ノヴァク。ただしさではなく、それっぽく動いている。美しさや真理を求める研究者とは対極の存在として改めて存在感が光っているなぁと思いました。

 

★託すということ

可能な限り、自分でやったほうが想像通りいく、どんなことでもきっとそうだと思います。しかし任せたほうが自分の想像をはるかに上回ることもある。託すというのはそういった部分も含めているのかなと思いました。いまだに完璧ではない地動説。天動説でさえも、ビャストが情報を独占していたせいで論破されず別の視点が入ることがなく真理にたどりつくに至らなかった。地動説も託すことで、別の視点が入り、反論され、より強固なものとして確立されていくのではないかと主張する。当時学問は、一部教養のある人間に独占されていたのかなと思う一方で、地動説は地動説そのものだけではなく、学問のあり方そのものを変えた存在なのかなと思いました。

 

現代にもあるあるな内容が描かれていました。異端審問官に立ち向かうオクジーはどうなるのか。気になりながら筆をおかせていただきます。

 

服を着るならこんな風に1巻

 

服を着るならこんなふうに(1) (カドカワデジタルコミックス)

 

すぐに実践したくなる漫画だなと思いました。

おしゃれにセンスはいらない!と宣言したところからはいり、じゃあどういうことなのか?なにが必要なのかということを1つ1つ丁寧に、具体的に説明しています。

普段服に興味を持たない人間や、もしくはこれから服をおしゃれにしていきたいという方が読むとめちゃくちゃ参考になるのと思いました。

 

好きなポイント

・お手軽感をうまく表現。

服を買わない、おしゃれでない人がまず悩むのが何から始めればいいのかわからないということです。

この漫画では、まずはパンツ(ズボン)から!と、下からそして汎用性の高いもので固めて少しずつはじめています。徐々にジャケットや靴、カバンといったように段階的に進めている様子がすごく真似しやすいです。

私自身もなにからはじめればいいのかわからない人間なのでこの漫画と同じようにボトムスからやろうと思いました。

また、ファストファッションは、汎用性の高くいいものが集まっているのでUNIQLOでいいというセリフもあり、値段のハードルも下げています。

1980円からおしゃれの扉を開くことができるのは、簡単にできていいなと思いました

 

理論と具体例

なんかわからないけど、同じ格好でもよくみえたんだよというあいまいな主人公のセリフに対し、「それは靴も同系色でそろえることで靴とパンツ(ズボン)の境界をなくし足を長く見せているんだよ」と妹が理論的に説明しています。

そのあと黒い靴を買いにいっています。理論と具体例の両方展開で実践するときに参考にしやすいなぁと私自身は思いました。

 

服を買わない人あるあるがちゃんと描かれている

服に興味なかった人間がとある理由をきっかけにいきなり服に興味をもってどんどんおしゃれになってく

といったことはなく、「高い服がおしゃれなのは、わかるけど、そんなもの買うならゲームを買う!」と豪語したり、服を買いにいく服がないぃぃぃと叫んでいるシーンなどが描かれています。私自身も服をほとんど買わないので共感しながら読むことができました。

また、気に入ったものをTPOをわきまえず、ずっと履いたり、気に入ったものを2本おんなじものと買ったり、店員さんに勧められたものを(自分でいいなと思っていたものではなくても)とりあえず買ってしまい、組み合わせなどを意識しないのも、あるあるだなぁと思いました。

基本的におしゃれな人間が悩まないような悩みや、服を買わないような人のあるあるが多数ちりばめられていて、とても参考にしやすい漫画だなぁと思いました。