服を着るならこんな風に1巻

 

服を着るならこんなふうに(1) (カドカワデジタルコミックス)

 

すぐに実践したくなる漫画だなと思いました。

おしゃれにセンスはいらない!と宣言したところからはいり、じゃあどういうことなのか?なにが必要なのかということを1つ1つ丁寧に、具体的に説明しています。

普段服に興味を持たない人間や、もしくはこれから服をおしゃれにしていきたいという方が読むとめちゃくちゃ参考になるのと思いました。

 

好きなポイント

・お手軽感をうまく表現。

服を買わない、おしゃれでない人がまず悩むのが何から始めればいいのかわからないということです。

この漫画では、まずはパンツ(ズボン)から!と、下からそして汎用性の高いもので固めて少しずつはじめています。徐々にジャケットや靴、カバンといったように段階的に進めている様子がすごく真似しやすいです。

私自身もなにからはじめればいいのかわからない人間なのでこの漫画と同じようにボトムスからやろうと思いました。

また、ファストファッションは、汎用性の高くいいものが集まっているのでUNIQLOでいいというセリフもあり、値段のハードルも下げています。

1980円からおしゃれの扉を開くことができるのは、簡単にできていいなと思いました

 

理論と具体例

なんかわからないけど、同じ格好でもよくみえたんだよというあいまいな主人公のセリフに対し、「それは靴も同系色でそろえることで靴とパンツ(ズボン)の境界をなくし足を長く見せているんだよ」と妹が理論的に説明しています。

そのあと黒い靴を買いにいっています。理論と具体例の両方展開で実践するときに参考にしやすいなぁと私自身は思いました。

 

服を買わない人あるあるがちゃんと描かれている

服に興味なかった人間がとある理由をきっかけにいきなり服に興味をもってどんどんおしゃれになってく

といったことはなく、「高い服がおしゃれなのは、わかるけど、そんなもの買うならゲームを買う!」と豪語したり、服を買いにいく服がないぃぃぃと叫んでいるシーンなどが描かれています。私自身も服をほとんど買わないので共感しながら読むことができました。

また、気に入ったものをTPOをわきまえず、ずっと履いたり、気に入ったものを2本おんなじものと買ったり、店員さんに勧められたものを(自分でいいなと思っていたものではなくても)とりあえず買ってしまい、組み合わせなどを意識しないのも、あるあるだなぁと思いました。

基本的におしゃれな人間が悩まないような悩みや、服を買わないような人のあるあるが多数ちりばめられていて、とても参考にしやすい漫画だなぁと思いました。